ウクライナ東部ドネツクでは26日夜に入ってもドネツク国際空港で親ロシア派「ドネツク人民共和国」の武装勢力とウクライナ軍の戦闘が断続的に続いた。
多数の死傷者が出ているとの報道もある。
緊迫した市内は急速に危険な状態になっており、市民は外出を控えている。
報道によると、ウクライナ軍のヘリコプターが武装勢力に占拠されたターミナルを攻撃したのに対し、武装勢力は対空砲などで応戦しているとみられる。
ドネツク市内には激しい銃砲撃の音が断続的に響いている。
人民共和国の幹部は、国際空港から武装集団の負傷者を搬送中のトラックが携帯式ロケット砲(RPG)で攻撃され、35人が死亡したと交流サイトで明らかにした。
トラックは「救急車」であることを示す旗を掲げていたものの、RPGで攻撃されたという。